後輩指導が難しいときのコツ6個~後輩がイライラするときの対処法③~
後輩がイライラするときの対処法①から読まれることをおすすめします。
前回、後輩イライラ対処法②で具体的な4ステップをお伝えしましたが、
今回は簡単に実行するためのポイントを6つお話します。
お疲れの方は、まばたきをして目を5秒ほど休めてから読みましょう。
好きなところから読む
後輩指導が難しいときのコツ6個
①伝えたいことを「冷静に」考える
怒っているうちに
怒ることが目的となっていませんか?
「本当に伝えたいこと」「やってほしいこと」を考え、
目的を忘れないようにしましょう。
②労わりをいれる
「共感」がポイントとなってきます。
SNSで「いいね!」とされたいのは
誰かに「共感してほしい」からです。
楽しいことが起きたら、楽しそう!
悲しいことが起きたら、大変だね!と言ってほしいのです。
仕事でも同じです。
相手に共感して労わることで、後輩の気持ちを惹きつけましょう。
③現状を伝えるときは感情(怒り)を絶対に出さない。
×「クレームがきてるんだけど!!!」
○「クレームがきています。」と、静かなトーン。
×「仕事は探せばあるのよね!!?」
○「仕事は探せばあります。」と単に事実を伝える。
怒りを入れると、相手は心を閉ざし、
脳が委縮します。
自分で考えることを放棄し、さらに仕事をしない人間になるでしょう。
怒りを入れずに、あなたは冷静に事実を伝えましょう。
④理由は自分からのメッセージ。
「あなたのため」と言わない。
「あなたのため」って。
嘘ですよね。
これはあなたのため?良かれと思って?
いやいや、
もちろん相手のことも考えているでしょうが、
基本的には、
自分自身がイライラしているから注意してますよね?
嘘はすぐ見抜かれます。
「私は〇〇と感じているから、××してほしい」なら本当ですし、
後輩からみても、「2人の問題になる」ので聞き入れやすいですよ。
⑤ヒントを与える
自分で考えるクセが無い後輩が、山ほどいます。
そういう人は「答えを早く教えてほしい」と考えています。
(こちらは答えを言っているつもりなんですがね…)
それでも足りない人に対しては、さらに具体的にヒントを出しましょう。
「具体的には〇×をしてほしい。他にも考えてみてね」
初めは上手くはいかなくても良いのです。
そのうちに、「自分で考えた、誉められた!楽しい!」
という感覚を味わってもらいましょう。
⑥少しでもできるようになったら褒める
以前できなかったことができているとき、
すぐ褒めましょう。
褒められて嬉しい
=この人と仕事するの楽しい!となります。
一人前ではなくても、とにかく褒める。
注意だけして、褒めないのは不公平です。
これらを気を付けながら指導していきましょう!
後輩指導が難しいときのコツ6個のまとめ
いかがでしたでしょうか。
- 伝えたいことを「冷静に」考える
- 労わりをいれる
- 現状を伝えるときは感情(怒り)を絶対に出さない。
- 理由は自分からのメッセージ。
「あなたのため」と言わない。 - ヒントを与える
- 少しでもできるようになったら褒める
今までいくつやっていましたか?
自分が後輩の時は、こんな気を使ってもらえなかったのに…
そんなモヤモヤをお持ちの方もいらっしゃいますよね。
最後に、多くの人がハマりやすい落とし穴についてお話していきます。
本当にここまでお読みいただきありがとうございました。
あと1ページです。よろしくお願いいたします。
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落とし穴にハマらないように気を付けてください。
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