伝わる4段階ステップ~後輩へのイライラ対処法②~
前回はイライラを解消するための心構えをお伝えしました。
そろそろ読むのに疲れてきましたか?(-_-)zzz
私ももしこれを上司から読めと強制されたら、
めんどうで断るかもしれません。笑
しかし一つ覚えておいてください。
サラッと読めるものは、サラッと忘れる!
結局、解決しない!
今は大変かもしれませんが、楽しくて楽な仕事になるように頑張りましょう。
好きなところから読む
後輩指導は4段階で
今回からは、具体的にあなたがやることをお話します。
-目次-
- 原因を書き出す
- 成長する姿を見せる
- 後輩に寄り添う
- ”4段階”で伝える
1.イライラする原因を書き出す
まずはイライラする原因を、考えること。
紙に書くことをおすすめします。
はいはい、紙に書くなんてめんどくさいですね。
私は紙には書いていません。
…
書いてないんかい!
ただし、頭の中でハッキリと言語化しました。
ここでのポイントは、
「なんとなく」や「とにかくイライラする」ではなく、
何故イライラするのかを、冷静に分析すること。
後輩:美咲(仮)さんの場合は、
- 態度が悪すぎる
- くだらないミスの頻発
が挙げられます。
ただし、これだけでは不十分。
具体的にどういう状況なのかを分析します。
☆「態度が悪い」を具体的に!
- 挨拶しない
- 遅刻が多い(連絡無し)
- 理由なく不機嫌。
- 仕事を断る。→理由:やったことないから。
- 逃げるように帰る。
- etc…
☆「くだらないミスの頻発」を具体的に!
- 作業伝票の入力ミス
- 発注忘れ
- etc…
長くなるので省略。ふぅ(@_@)
書いているだけでもイライラしますよね。
自分はどういうことをされるとイライラしやすいんだ、と冷静に分析もできます。
では、書き終えたところで、
あなたが会社でどう動けばよいのかをお伝えします!
2.成長する姿を見せる
あなたがまず成長しましょう。
仕事で新しいことに挑戦して、
尊敬される存在になりましょう。
なぜか。
「尊敬できない人に注意されたところで、
説得力がないから。」
1)A先輩は、
毎日同じ仕事を繰り返し、
新しいことをしない人です。
2)B先輩は、
毎日新しい仕事を考え、
全員のミスが減るように工夫する人です。
どちらの話を素直に聞きますか?
実際に私は、A先輩の話は素直に聞けませんでした。
なんで言われなくちゃいけないの。と本気で思っていました。
生意気ですね(^◇^)笑
でも、誰でもそうですよね。
尊敬する人から注意されたら素直に聞けますよね。
「後輩に気づかれるように」
自分をスキルアップさせて尊敬されましょう!
3.後輩に寄り添う
少しでも尊敬される人物になったら、
後輩を、普段から目をかけてあげること。
普段は無視なのに、
ミスした時だけ注意されるのは卑怯ですよね。
あんた、怒る以外のやり方知らないの?って思いますよね。
「仕事で分からないところはない?」
「●●できるようになっているね」
↑普段から褒める!
普段から声をかけて、
褒め言葉も、注意も、聞いてもらえる状況にしよう!
(できない後輩を褒めるのが納得いかない人は、次の3と4の記事も読んでください。)
4.「4段階」で伝える
では、やっと注意する場面です。
発言を4段階に分けます。
①労わり、②現状(事実)、③理由、④どう行動してほしいのか
↓
①「労わり」=相手に話を聞いてもらいやすく。
②「現状」=事実を知ってもらう。
③「理由」=自分の考えを伝える。
④「行動」=言葉でうながす、行動しやすく。
分かりやすく会話風にしてみました。
★理由なく不機嫌な場合
あなた「どうしたの?体調が悪い?疲れてる?(①労わり)」
美咲「いえ、何でもありません。」
あなた「もしかしたら具合が悪いのかもしれないけど、周りからは態度が悪く見えているし、お客さんからもクレームがきてるんだよ。(②現状)」
美咲「……」
あなた「私は、態度が悪い社員がいたらそこで購入したくない。(③理由)」
あなた「だから不機嫌になるのを止めてほしい。(④行動)」
その後、不機嫌じゃなくなったときに褒めて、
もう一度具合が悪くないか聞くと、なお良いです。
★指示待ち族ではなく、自分で仕事を探してほしい場合
あなた「最近、〇〇ができるようになったね。△△も良かったね。(①労わり)」
指示してできたことは褒める。
美咲「ありがとうございます」
あなた「あとは、〇△の仕事や△×の仕事かな。(②現状)」
美咲「……」
あなた「私は、自分から動いてくれる人だとすごく助かる。(③理由)」
あなた「手が空いた時でいいから、仕事探してみてね。(④行動)」
この場合も、美咲さんが仕事を見つけられるようになったらすぐ褒めます!
ポイント: 簡潔に!
1行がベスト。
なるべく短く。
ダラダラ言われたところで、覚えちゃくれません。
初めにあなたが挙げたイライラしている原因に対して、
「労わり+現状+理由+行動」の4点を考えてみましょう!
イライラ対処方法②まとめ
いかがでしたでしょうか。
- 原因を書き出す
- 成長する姿を見せる
- 後輩に寄り添う
- ”4段階”で伝える
さすがに疲れてきますよね。
分かります。書いてても疲れます。
しかし、これを乗り越えると仕事が楽しくなりますよ。
頑張りましょう!
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